わんこパパの手帳

育児にわんこのお世話に追われるパパの雑記みたいなものです

冷食弁当激怒事件を思い出した

今週のお題「お弁当」

 

「お弁当」で思い出したことがある。

 

昔あるバラエティ番組でやっていた「誰のお母さんの弁当が一番よいでしょう」という企画でアンガールズ田中氏のお母さんが作った弁当が最下位、酷評されるという出来事があった。

 

当時毒舌タレントとして活躍していた読者モデルの小森純氏から、「冷食のからあげが粘っこい、何かわからない」といったような発言をし、落ち込み涙する母を庇うようにアンガ田中氏が激怒している姿が印象深く、今も鮮明に思い出せるくらいだ。

 

看護師で不規則な勤務で疲れている母が作る弁当なんだから冷食くらい入るんだよ、たかが読者モデルに何がわかるんだ!ということを声を荒げ叫んでいた。

 

そもそも弁当の良し悪しを競う企画自体どうかと思うが、この時の田中氏のおかげで冷食を使わざるを得ない主婦たちの心は大分軽くなったんじゃないかと思う。小森氏も今ではテレビで姿を見る日はないが、現在は子育てを頑張るママ兼サロン経営者という立場。今では田中氏の母の気持ちも少しは理解できるのではないだろうか。

 

僕も母も同じく看護師をしており、学生時代はよく弁当を作ってくれたけれども、冷食は必ず入っていましたね。それに対しては何も思ったことはないし、学校にはレンジなんてないから冷えている状態の弁当を食べるとこになるけれども、それでも美味しい弁当を毎日作ってくれて感謝しかない。

 

ただ、たまに父親がやる気を出して弁当を作る日もあったのだが、これが少しトチ狂っていた。

 

白米と生ハムメロンとか、白米と刺身とみそ汁とか、あぶらまみれの天ぷら尽くし弁当などなど、結構きわどい食材ばかり使うものでさすがに父親には弁当を作るのをやめてくれといったのは覚えているが、間違ってはいなかったと思う。すまんとは思っている。

 

だから変な食材を入れられるくらいなら冷食のほうが全然まし、むしろ最近の冷食の進化はすごいので、冷食のみでも全然美味しいくらい。冷食万歳!

 

しかしながらもう大人になった僕に弁当を作ってくれる人はいない(嫁は育児に奮闘していて作れない)ので、自分で作ることにしているのだが、あまりにも面倒過ぎて、最近ではタッパーに詰めた白米にレトルトカレーなどのパウチをかけレンジでチンで済ませている。これが一番安上がりなのもあるが、なにより楽!それに宇宙で仕事する人たちの飯もこんな感じなんだろうなと思うと、なんだかちょっと悪くない。ディストピア飯の一種みたいなものだ。ただ自分が食べる分にはいいけど、これから大きくなる子供にはしっかりとした弁当を食べさせてあげようと思う。