わんこパパの手帳

育児にわんこのお世話に追われるパパの雑記みたいなものです

喫煙者の葛藤、苦悩の道

紙巻きのタバコを吸っている人、最近全然見なくなりましたね。特に若い子なんかは電子タバコが主流になってきているみたいです。ずっと紙巻しか吸ってない私なんかが、喫煙所に行くと「臭くてごめんね」なんて思うような状況が結構あります。

 

タバコ吸うのに充電が必要だったり、掃除なんかのメンテナンスが必要だったり、結構だるくないですか?私はそれでずっと紙巻なんですが、子供が生まれて母となった嫁にとうとう烈火のごとく怒られました。かなり怖かったです。

 

子供が生まれる前からですが、家や休日などは一切吸わず、仕事中に職場で嗜む程度だったのですが、服などに付いた匂いが許せないようです。かなり我慢をしてきたみたいですが、もう限界とのこと。

 

「百歩譲って電子タバコにするなら大目に見てやる」と言われましたが、それはお断りです。これ以上電子機器に囲まれたくありません。

 

ならば、

 

禁煙外来に行こう

 

保険も効くみたいだし、辞めれた人も結構いる。そう思い立ったが吉日。次の日に少し仕事を早く切り上げて病院に向かいましたが、そこで言われた言葉が、

 

「今は薬が無くて禁煙外来やってないのよ。どこの病院も同じなの」

 

どうやらファイザー社製の「チャンピックス」という薬がないらしい。それも何年か前から。従来のパッチ療法ならできるらしいが、あまり効き目がないらしく、それに保険の効く一回目の禁煙外来はもったいない。次は自費診療になるため、掛かる費用を考えると、薬は出回るまで待つのが良いと思った。

 

この「チャンピックス」がないという背景には、薬に含まれる発がん性のある成分が規定値を超えていたことによる出荷停止があるようで、いまだ再開の情報はなく、今か今かと待っている禁煙難民が全国に大量発生しています。

 

タバコにも発がん性物質が多く入っていますよ。どっちにも入っているのなら、薬を飲んで禁煙したほうが今後のがんリスクが減るように思えますね。特にタバコは副流煙により吸わない人にも害を与える可能性のある存在です。禁煙マナーというルールしかない現状、服用者にしか影響のない薬のほうがメリットがありそうですが。

 

それに今やどこのお店も禁煙になりました。懐かしの喫茶店や焼き肉店、居酒屋で吸えないなんてことが珍しくありません。灰皿のある屋外で吸っていたって、通行人に嫌な顔をされます。

 

こんな光景少なくなりました



昔ヘビースモーカーだった人もやめた途端、喫煙者に難癖をつけはじめます。味方は減る一方、ゾンビのように喫煙者の敵は増え続けるのです。

 

ライター片手に安住の地を求め続ける禁煙難民たちの道はいつゴールを迎えるのか。

ファイザー社のみぞ知る。