【里親】新潟で保護犬・保護猫を迎えられる施設・団体まとめ
テレビなどのメディアや芸能人の動物愛護活動により、保護犬や保護猫を迎えるという選択肢が世間に広く浸透し始めました。
自治体によって運営されている保健所や譲渡施設、民間のボランティアによって成り立つ保護団体など、保護動物を迎える先はいくつもあります。全国的にも保護動物は少なくなり始めていますが、飼育放棄や過剰繁殖・ブリーダーからの繁殖引退などにより施設に収容される動物はまだまだ存在します。そんな動物たちの状況を少しでも知ってもらえたらと思います。
今回は新潟県内における保護施設および保護団体をまとめましたので、保護動物を迎える際の参考になれば幸いです。
※見出しから各施設のHPへリンクするようになっています。
官公庁運営の保護施設
新潟県庁によって運営されている施設です。
県のホームページにもリンクはありますが、情報が多すぎて少しわかりづらいです。
【新発田市】下越動物保護管理センター
【新潟市中央区】動物愛護センター(保健所)
いくとぴあ敷地内にある保護施設です。敷地内ドッグランも併設されています。
〒 新潟市中央区清五郎343番地2
【長岡市】新潟県動物愛護センター
我が家はここから猫を迎えています。審査は結構ゆるいほうでした。
〒 長岡市関原町1丁目2663-6
【佐渡市】佐渡保健所
〒 佐渡市相川二町目浜町20-1
【上越市】上越動物保護管理センター
〒 上越市大字中正善寺1340
民間運営による保護・譲渡団体
民間はボランティアなどによって成り立っている団体がほとんどです。資金面により保護収容するための施設を持っていない団体が多いですが、行政にはないスピード感と独自のコミュニティを持っており、各団体ごとに毛並みが違います。
全て把握するのは難しいですが、新しい団体の存在を知ったら随時更新していきます。
【新潟全域】新潟動物ネットワーク(NDN)
恐らく新潟で一番名の知れている団体です。犬猫小動物問わず、悲惨な現場などでの保護実績・経験のある団体です。組織としてかなり細かく管理されており、今までの実績などがHPより閲覧することが可能です。動物の保護のみでなく、学校などでの啓発活動や動物福祉に関する取り組みも行っており、ただの保護をしているだけの団体ではありません。
保護活動自体は、現在の状況を見る限り保護犬は少なく、保護猫がメインとなっているようですが、当団体では引き取りや一時預かりはしていないとのこと。
最近ではクラウドファンディングによる「不妊手術専門病院」の開設資金募集に成功しており、行政・獣医師会・動物愛護団体という三者協同事業がスタートするそうです。
事務局
〒 新潟市東区北葉町13-4
【新潟全域】One and Only & Co.
最近発足した犬専門でレスキュー及び保護活動を行っている団体です。元々ボランティアが集まりグループで保護活動を行っていたようですが、正式に団体を設立し譲渡会などを開いています。
HPはありませんので、今のところインスタグラムのアカウントからのみ問い合わせることができます。ただし非常に忙しい団体のため、返信は遅れがちです、ご注意下さい。
最近では譲渡会を開いており、インスタグラムのアカウントにて確認できます。
本当に犬を大事にしている団体のため、譲渡条件など多少厳しくなっておりますが、譲渡してそれで終わりではありませんので、迎えた後のケアなど相談にも乗ってくれると思います。
保護犬の一時預かりボランティアも常に人手不足のため、審査はありますが募集しているようです。
【新潟~県北】ワンズグリーン (ペットフォレスト・ペットアミ)
県内に4店舗あるペットショップですが、繁殖引退となった6歳前後の親犬の譲渡を行っているようです。
直接店舗にて確認するかHPより問い合わせとなります。
【新潟市西蒲区】あにまるガード
ペットホテル併設の動物保護施設です。メディア出演もされており知名度の高い施設です。里親募集のみではなく養い親制度という少し珍しい制度もあるようです。
県外の協力団体がレスキューした動物を預かり里親募集しているため、定期的にHP内のブログを確認する問い合わせる必要があります。
【新潟市中央区】里親さがし猫カフェおっぽ
猫専門の預かり施設兼カフェとなっています。カフェにて保護猫を触れ合うことができ、フィーリングの合う子を探すことができます。
駐車場はないので最寄りのコインパーキング利用となります。
【新潟市南区】猫の家
金属スクラップ業者が運営しているという珍しい形態の猫の保護施設です。野良猫の保護から譲渡、地域猫の管理、その他にもレンタルスペースの貸し出しやペット可の賃貸住宅の提供・住宅改修といった収益事業を行っています。
企業が母体となっているため、寄付金頼りになっていない運営だと想像ができます。やはり保護活動には少なからず資金も必要ですので、こういった企業様が今後増えると嬉しいですね。
保護猫の譲渡は無償となっておりますが、展示や触れ合いはしていないようです。
〒 新潟市南区鰺潟1丁目4-22
【田上町】譲渡型保護猫Cafe あおねこ
里親募集中の保護猫と触れ合える猫カフェです。
小規模のお店のため定員は5名までとのこと。予約可能なので訪れる際は連絡を入れたほうが良さそうです。
駐車場は3台分あります。
【三条市】共生提案型保護猫カフェ らっくら家
里親募集中の保護猫と触れ合える猫カフェです。
ここでは「キャットウィズサポータープロジェクト」という学校や社会に馴染めず居場所の必要としている人と保護猫をつなげる社会福祉的な取り組みも行われています。
駐車場はないので最寄りのコインパーキング利用となります。
【見附市】ほご猫カフェ ねこまち
里親募集中の保護猫と触れ合える猫カフェです。
駐車場は店向かいに4台分あります。
【糸魚川市】NPO 法人 どうぶつのきもち・どうぶつ愛護福祉研究所
猫専門の里親探しや一時預かり、終生預かりを行っています。
地域猫のTNR活動や学校などでの啓蒙活動などを行い、人との共存を目指し精力的に活動を行っています。
最近では能登半島地震で被害を受けた地域での支援なども行っているようです。
【上越市】一般社団法人 あにまるシェルターひだまり
一軒家にて犬猫の引き取り・預かりを行っている施設です。完全予約制・冬季休業となっておりますが、施設では保護している動物と触れ合えるようです。
代表は若い方で、とても頑張っているようです。
施設の増設や人手不足のためボランティアや寄付を募集しております。
最後に
行政などの調査からわかる通り、保護動物の数・殺処分数は減少を続けており、その数に反比例するように譲渡数は増加しております。
しかしながら民間団体によりレスキューや一時預かりされている動物たちは数字には表れず、実質的な数字を把握するのは困難です。そのため行政にはわからない実態があり、民間団体での負担は資金・人員面でまだまだ厳しいものがあります。
保護犬・保護猫を迎えたいけど飼う自信がないという人でもボランティアに参加して慣れてから里親になるという方法もあります。まずはどんな形であれ関わってみることが大事かと思います。僕も余裕のある時はレスキューされた動物の預かりボランティアをしています。
今後も動物愛護の精神が広まり、すべての動物が幸せな生活を送れることを願うところです。