【カメラはじめます!その9】太陽光で写真にアクセントを!玉ボケと光条の撮り方!
今回紹介するのは、写真がなんだか物足りないなあ、なんて時に活躍する「玉ボケ」と「光芒」!どちらもちょっと工夫して撮影するだけで良いアクセントとして写真に写り込んでくるので、カメラに慣れたら狙ってみよう!
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玉ボケ
以前紹介した「絞り優先モード」にて背景をぼかす写真を撮れることを知りましたが、その応用となる「玉ボケ」はキラキラした宝石のようなぼけのことを言います。
↓ 絞り優先モードの紹介記事はこちら ↓
写真で見てみよう
青で囲った部分が玉ボケと呼ばれるものになります。照明のライトはわかりやすいですね。
玉ボケの撮り方
太陽光が反射する草木や水辺など、材料さえ見つけられれば簡単に撮ることができます。逆光が狙い目です。
例えば、光が反射してキラキラしている場所を見つけてみましょう。
これは近所の公園ですが、この植物の上のほうの葉っぱに光が当たって反射しているのがわかりますね。
この反射している部分を背景とするために、手前の枝にズームしてF値を下げて撮影します。
玉ボケ完成です!
同じ植物で撮っているため緑一色であまり面白みがないですが、背景に華やかさが出ますね!
玉ボケの大きさはF値で変えられる
F値の設定を変えることで背景のぼかし具合を調整することができますので、必然的に玉ボケの大きさ(ぼけ具合)も変わります。
ぼかしすぎると玉にならなかったりしますので、いろんな設定で撮ってみて自分の好きな玉ボケ具合を探してみましょう。
撮影時のポイント
・玉ボケの材料になるポイントを見つける
・ピントを合わせる主役にはなるべく近付く
・ズームできるレンズなら一番ズームにする
・できれば逆光のシチュエーションで
玉ボケはそんなに難しい技術はいらないので絞り優先モードで撮影していれば、普通に撮ることができます。偶然いい感じに玉ボケ写真が撮れることも多いですが、自分のイメージ通りに取れると嬉しいですね。
光条
なかなか普段聞かないワードです、僕も調べるまで意味がわかりませんでした。
説明するのが少し難しいのですが、太陽や照明がキラリと光っている様子のことを光条と言うらしいです。言葉ではわかりずらいので写真で説明します。
写真で見てみよう
青で囲った部分の光を光条というようです。放射状に広がっている光の線のことだと僕は解釈しました。
風景写真などのアクセントに活躍しそうです。
光条の撮り方
先ほどの玉ボケとは逆でF値を大きくすることが前提になります。また光源の方向に向かって撮影するため、光量が多く白飛びしやすいので明るさの調整が重要。
しかしながらこれが意外と難しかったです。
これは明るすぎて白飛びしています。
今度は光条は出ているものの、その他が暗すぎて何の写真だかわからなくなりました。
かろうじて風景がわかるものの光条のアクセントが弱くぼんやりしています。
いろいろと設定を変えて撮影したものの満足できる光条写真は撮れなかったです。ロケーションや時間帯も悪かったように思います。
太陽が昇りすぎていて見上げるような態勢でしか撮影できなかったので、風景写真としていまいちになったのかと考えられます。
太陽が低い位置にある時間帯で撮影するのが良さそうです。
撮影時のポイント
・F値は大きめの数字に設定
・白飛びしやすいので明るさの調整を行う
・太陽がなにかの隙間から差し込んでいるところなどが撮れやすい
・快晴の日を狙う
撮影して感じたのは、環境に左右されやすいテクニックだなと思いました。イメージしたような風景写真を撮るには天候や時間帯などを考慮する必要がありますね。
太陽だけでなく外灯などの照明でも撮ることもできるようなので、夜に光条を狙ってみるのもありかもしれないです。
最後に
僕の技術ではこのテクニックを使った魅力ある写真が撮れなかったので、プロの方が撮った写真を見てみようと思います。
いつかこんな写真が撮れるようになれたらいいですね。