わんこパパの手帳

育児にわんこのお世話に追われるパパの雑記みたいなものです

【動物の移動販売】新潟では実質禁止の厳しい条例があるが、本当に移動販売はないのか

結論から言えば新潟にも移動販売はあります。

 

近所のホームセンターで年に数回行われています。

 

他県のことは知らないので、頻度として多いか少ないかはわかりませんが、新潟のように厳しい条例(個人的にはそこまで厳しいとは思いません)を設けても、開催すること自体を禁止しているわけではないため、売り上げの見込みがあれば多少手間は掛かるかもしれないが、開催するのでしょう。

 

以下は新潟県の厳しいとされる部分の条例です。

 

 

新潟県動物の愛護及び管理に関する条例

18条-2

犬猫販売業者は,販売の用に供する犬又は猫の輸送が行われた場合は,輸送後に飼養施設において当該犬又は猫の状態(下痢,おう吐,四肢の麻痺(ひ)等外形上明らかなものに限る。)を2日間以上目視によって観察し,健康上の問題があることが認められなかった犬又は猫を販売に供するよう努めなければならない。ただし,第一種動物取扱業者又は第二種動物取扱業者に対する販売に供する場合は,この限りでない。

 

 

つまり、「移動販売に会場に連れてきた動物の健康状態を二日間確認してから問題がない子を販売しろよ」ということだ。生き物、ましてや大半が子猫や子犬を扱う商売なのだから当たり前のことだと思うのですが、これで厳しいとされるってことは他県ではこんな簡単な規制もないのでしょうか。正直あきれてしまいますが、これが現実なのでしょう。

 

話は戻りますが、新潟での移動販売は難しいが不可能ではないということで、行っている業者もおりますし、目視による2日間の確認があったところで犬猫への負担はあまり変わらないなあと感じます。狭い車内に詰め込まれ、長距離を移動すること自体が根本的な問題だからです。それに本当に規則を守って販売しているのかを誰か確認しているのでしょうか。業者からの報告のみで済ませていないか。など疑問は多々あります。

 

これが実質禁止程度の条例の限界なのでしょう。

 

もう少し動物に優しい世界になることを切に願うばかりです。