クドカン脚本の「不適切にもほどがある!」面白いですね!
途中で入るミュージカル部分には賛否あるみたいですが、クドカンらしくていいじゃないですか。あんなのまともにやったらどうしても暗くなっちゃうんで。
ドラマ見てると「なんちゃらハラスメント」とか「コンプライアンス」とか難しい単語がいっぱい出てきてますね。こんなにあんのかよって笑えてきます。
弊社や建設業界にはそんなことまったく気にしない人が多数いるんで、ちょっと紹介と解説しようかなと。
目次
レベル1初級【もう帰るの?】
どこの会社にもいますね、帰り支度をしている時に現れてこう言ってくる人。これだけ言うのは問題ないですが、その後に続く言葉によってハラスメントとなる危険があります。
「もう帰るの?仕事が足りてないみたいだな、これやってくれるか、明日までに」
これで立派なパワーハラスメントです。
私はこれを5時からの早朝勤務を終えて定時で帰ろうかという時に笑いながら言われました。小物ですね。
レベル2初級~中級【罵声+頭を棒で叩くセット】
現場でよく目撃します。みんなヘルメットをかぶっているので怪我はしませんね。
これは罵声にもよりますが、モラルハラスメント及びパワーハラスメントの合わせ技です。初心者から中級者まで幅広く使える技ですね。
レベル3中級【俺と同じことをすんだよ】
部下から聞いた話です。時代の流れというやつで、珍しく弊社に女性社員が入ってきた時のことです。
上司に「女だからって扱いは変えない、無理なら来なくていい」と男性用の仮設トイレの使用や男性同等レベルの肉体労働の強制、大声での下ネタなど絶えなかったそう。
セクシャル、ジェンダー、スメル、パーソナルハラスメント・・・女性ならではのハラスメントをこれでもかと活用しています。
そのくせ飲み会などではやけに近付いてくるなど、男らしい一面もある上司だったらしいです。彼女は結婚して退職しました。
レベル4上級【碇司令】
新世紀エヴァンゲリオンの碇司令わかりますか?彼の人使いの荒さ、冷酷無比、歩み寄りの拒否、自分の目的のためなら方法は厭わないという姿勢。
パワハラの塊のような存在ですね。
私の所属する部署の責任者がまさにこれです。上の顔色しか窺わず、責任と業務はほぼ下に丸投げ状態。すでに良い役職にいるので、あとは定年まで安泰という立場です。
あまりにも何もしていません。会社のパソコンでは毎日食べログでお店を調べていますし、この前は珍しく忙しそうにしているなと思ったら、一生懸命自身の生命保険の見直しをしていました。
レベル5超級【難聴+勘違い激怒+タイムリープ】
弊社のボスの必殺技。歳を取っても元気なおじいちゃんで、常に「あれはどうなってる、これはどうなってる」と聞いてきます。耳が悪いのでほとんど聞こえないようで、最終的によく理解できなかったためか、勝手に激怒し人格否定クラスの罵声を浴びせ、去っていきます。
物忘れもひどく、毎日顔を合わせるたびに同じことを言ってきます。タイムリープでもしているんでしょうか。もはや何ハラスメントか判断不可能なレベルです。
戦争を経験してきた年代のためか、そもそもハラスメントやコンプライアンスの概念が存在していません。モンスターです。近づかないようにしましょう。
最後に
どうですか?愉快な職場だと思いませんか?
話のネタには尽きない会社ですよ。
弊社への入社希望、お待ちしております。